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Crosstalk アジャスター × 東京海上日動火災
クロストーク

Theme 02 グループとしての「いざ」の役割

アジャスターさんのおかげで助かった場面が何度も。
専門家がいてグループ力を発揮しやすい環境も魅力。

グループが果たす役割として、私がアジャスターの力で助かったと感じた事案を紹介します。自動車事故の場合、当事者の方は不安と動揺から事故の記憶が明確でなく、責任割合の考え方が相手方と一致しないことがよくあります。ある事案で、当社の契約者様と相手方の認識や言い分が真逆の主張となり、相手方は弁護士が窓口となって訴訟を起こされる可能性もありました。当時私は技術アジャスターに意見書を書いていただき、相手方弁護士に提示。きわめて論理的にまとめられた内容が説得材料となって、最終的に相手方は納得され自損自弁(相互に賠償請求しない)という、契約者様の希望通りの解決となりました。アジャスターの専門的な見解と判断、プロフェッショナルな知見を提供していただけて、お客様にも大変喜んでいただけたことをよく覚えています。

グループとしての「いざ」の役割_01
丹羽

そのアジャスターが私なら良かったのですが(笑)、それもグループの力だと感じますし、仲間を誇らしく思います。TASでは工場に出向いて損害確認するチームと工場から送られてきた画像を基にリモートで損害確認するチームで分業しています。常に連携できる体制になっており、同じ目線で業務が行えますし、工場へもブレがない損害査定ができます。難しい案件でも画像担当から立会担当にポイントを説明することもでき、効率的な査定方法の峻別ができていると感じます。その結果、的確な有無責判断や整合性判断ができたときが嬉しく、またグループのチームワークが発揮されたと感じます。私たちは保険会社と工場、どちらの味方でもなく、公正・中立に損害査定を行う専門性の高い業務であり、その矜持なくして仕事はできません。

お客様に寄り添う中で、事案担当者はお客様の想いに気持ちが引っ張られがちになります。保険約款や賠償理論を基に安心感を与えることが事案担当の役割・使命でもありますが、そこでアジャスターから客観性のある報告や資料・説明をいただけることでスムーズに示談交渉や、適正な責任割合の算出ができることがよくあります。「何か困ったときは、あのアジャスターさんに聞こう」という方も各地にいて、本当に頼りになる存在です。

グループとしての「いざ」の役割_02
古市

一般アジャスターは医師に取材することが多いですが、以前、お怪我をされた方の受傷状況や体に加わった外力の大きさに疑問を持ち、技術アジャスターの方から車の損傷程度を基に意見をもらいました。また医療面で疑問が生じたときは、当社の顧問医にも相談できます。他にも弁護士、建築の鑑定人など社内外の専門家から様々な角度の意見をいただき、解決策を見出しやすい環境は非常に心強いです。