技術アジャスター

自動車に関する高い専門性を活かし、お客様をお守りするプロフェッショナルです。
自動車事故による車両損害の確認や当事者間の責任割合の交渉などを行うのが技術アジャスターの業務です。自動車保険が適正に運用できているのは、技術アジャスターの存在により保険金が適正に支払われているからこそ、と言えます。自動車に関する知見を活かして事実を解き明かすことができる、非常にやりがいのある仕事です。

車の損傷状態から事故状況との整合性を確認し、
損害額を算定

自動車の損傷状態から、連絡を頂いた事故状況と合致しているかどうかを確認します。自動車の構造や修理技術に関する専門性を活かして、修理内容の妥当性や適正な損害額の算出を行います。修理工場との協定業務も担っています。修理工場へ出向いて損傷車両を確認する立会業務と、修理工場から送られてくる画像をもとに損傷状態を確認する画像伝送業務があります。

車の損傷状態から事故状況との整合性を確認し、損害額を算定

事故の責任割合を検討し、
損害賠償額を交渉

交通事故では、事故によって生じた損害額を、当事者が責任割合に応じて負担することになります。法的知識を活かして、お客様に代わって、公平で適正な損害賠償の内容を確定するための交渉を行います。難しい交渉であっても、アジャスターとしての知見に基づき交渉を進め、解決に導きます。

事故の責任割合を検討し、損害賠償額を交渉

特殊車両の損害確認や事故解析も担当

確認の対象となるのは、乗用車ばかりではありません。建設機械などの特殊車両の損害確認を行うこともあります。最先端の光学機器や電子機器を用いた分析を行い、真実がどこにあるのか探求していきます。再現実験を行うことで推論の立証をすることもあります。こうした事故解析は全国の事業所に「技術支援チーム」を配して行っています。

特殊車両の損害確認や事故解析も担当

経済を支える物流の改善をサポート

自動車に関する物流は日本国内のみならず世界各国と結びついています。物流事故をどうやったら防止することができるのか、これまでの事故原因分析などで培った知見を活かして、メーカーのサポートを行っています。技術アジャスターが海外で活躍する機会も増えています。

経済を支える物流の改善をサポート