社会における技術アジャスターの役割 ROLE
車の知識や判断力を活かせる仕事に魅力を感じて。
適正な保険金算出で社会に貢献できる。
学生時代は自動車整備士を目指していたのですが、3年生の会社説明会で当社と出会い、技術アジャスターという仕事があることに目を開かされました。特に整合性判断に関する話のとき、自分の判断で保険金が支払われる・支払われないが決まると説明を受け、自動車の知識と判断力を活かせる専門職に、“カッコイイな”“やってみたい”と印象強く思ったのが志望のきっかけです。入社後、当然憧れだけでは続かない厳しさも突き付けられましたが、実際にお客様が事故を起こしたときに、正しく支払うべき保険金(適正な修理費)を算出して理解していただき、迅速にお支払いできたときはやりがいを感じました。正しく損傷診断を行い、損傷状態から事故状況を解析して、責任割合の算定に寄与できるのがこの仕事です。常に豊富な知識や経験に裏打ちされた公正・中立な姿勢と説明力が求められますが、複雑な事案の問題を解決できたときは特に、プロフェッショナルとして社会の安心と安全の一端を担っていると感じます。
ちなみに私は入社後に名古屋事業所へ配属され、現在は転勤して神奈川事業所に勤務しています。社宅制度が完備されているのでどこに行っても安心してキャリアを積むことができます。待遇や福利厚生が充実しているので、心配なく生活が送れることも当社の魅力だと思います。
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問題解決へと導くプロフェッショナル PROFESSIONAL
充実した研修によって、
資格も得ながら成長を実感。
示談代行業務を担当したときは社会的意義を知る。
入社すると新人研修が3か月あり、アジャスターとしての基礎知識として、車の見方、損傷診断の仕方、物理法則から約款まで多岐にわたって学びました。1年目は現場配属後も個別で担当する指導員に同行し、立会の際の修理工場での動き方や契約者との交渉の機微など、実務に特化した内容を学び実践しました。2年目以降も、会社の育成プラン「Training 5Years Plan」(5年間の育成計画)に沿ったフォローアップ研修により、最短3年目で取得できる3級アジャスター資格も無事に合格し、キャリアアップに努めています。
仕事で印象的なのは、入社5年目に示談代行業務を兼任したときのこと。その事故では、お互いに事故状況に対する見解が相違しており交渉が難航。双方とも当初は自分はやられた側との認識が強かったのです。そのときに修理工場との強固な連携のもと車両確認を行い、どのような状況で衝突したことによる損傷なのか見解をまとめました。そのうえで双方(相手方の保険会社を含む)の見解を正確に確認・検証し、総合的に考えられる事故状況を推定し、説明を行いました。説明責任を果たすため粘り強く何度も交渉した末に、双方が納得できる条件で解決でき、お客様に感謝していただけたときはホッとすると同時に、アジャスターという仕事の社会的意義も改めて感じました。
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