技術アジャスターを志した理由 REASON
専門性が高い仕事。
知識や感性を活かし、
やりがいをもって長く働けると思った。
車が好きで専門学校卒業後に整備士になるつもりでいたのですが、就活中に東京海上日動調査サービスの募集を見たことで、技術アジャスターという専門職があることを知りました。事故調査のノウハウやスキルは全く持ち合わせていませんでしたが、自動車の損害を確認するという仕事自体に興味・関心をもちました。調べていくうちに専門性も高く、やりがいをもって長く続けられると思ったことがきっかけです。また、保険業界の中でも歴史ある東京海上グループというリーディングカンパニーで働き、世の中に貢献できる点、教育研修体制や福利厚生も手厚く、ワークライフバランスの制度を利用して私生活を充実できるところも魅力でした。
日常の損害確認業務は交通事故での損傷車両が中心ですが、地震や台風等の災害時では被災した現地を訪ね、損壊した家屋や冠水した車両の損害確認も行います。こうした応援の際はお客様から直接お礼を言われることも多く、想像以上に仕事を通じて人と社会に貢献できる仕事だと感じました。
![専門性が高い仕事。知識や感性を活かし、やりがいをもって長く働けると思った](./images/fig_story_01_01.png)
仕事のやりがい PROFESSIONAL
3年目に熱心な上司との出会いが転機に。
納得するまで詳細を確認。
その姿勢が成長につながる。
入社後は地元埼玉を振り出しに2つの事業所へ転勤し、2020年4月に本拠地の埼玉事業所に戻ってきました。3級から2級へ技術アジャスター資格も着実に合格し、今はチームリーダーとして業務の振り分けも任されています。チームが円滑に業務遂行できるよう、メンバーの能力に合わせた業務分担となるよう心がけています。自分の専門性を活かせる大きな事故の事案や難易度の高い事案が発生したときは、直接自動車の損害を確認する立会業務を行っています。中立性や公平感を大切に、適正な保険金算出を行うには幅広い知識と経験が必要となりますが、的確な損傷診断を行った見積書で修理費協定ができたとき、客観的証拠に基づいた合理的な判断で事案解決できたときには大きな達成感が得られます。
3年目に異動した先で、上司から業務内容について“熱い指導”を受けたことが今につながっています。当時私が作成したレポートに、たくさんの付箋・赤字が貼られて戻ってきました。そのときは悩みましたが、今のままではダメだと仕事の姿勢を変えました。事故状況と損傷の整合性に疑問があれば、徹底的に観察・確認し、納得するまで多角的な検討を加えること。複数回修理中の車両を立会し、損害確認を実施することで、修理技法を学ぶことなどを徹底する習慣がつきました。失敗も教訓としながら成功体験を積み重ねる中で徐々に自信が生まれ、周りからも信頼されるようになったと思います。今の自分があるのは上司の指導と周囲の先輩のフォローがあったおかげだと感じています。
![3年目に熱心な上司との出会いが転機に。](./images/fig_story_01_02.png)